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空気を読めない、人に対する配慮が足りないと言われる人間でも、意識的に使わないようにしている言葉というものはあるだろう。自分の場合は以下のようだ。
「当然、~」 前首相が多用しているのを報道で見て、やたら気になった言葉。このエントリを書くきっかけになった。
相手と議論の前提が食い違っているのを感じつつ無理矢理押し切ろうとしているように端からは見える。ひどいときには本人がホントにそれを信じているのか疑わしく思えることも。逆に、この言葉を言いたくなったら論点や前提を整理すべきタイミングと言えなくもない。
よく似た言葉ではあるが、「常識的に考えて」は私自身はネタとして使うことがほとんど。「常識であること」イコール「正しいこと」ではない、かつだいたいの場面においては後者を優先という、ええかっこしいな立場を取りたがるので、まじめな議論での出番はない。
「どう考えても~」(類:どう見ても~)
具体的にどのような検討を行ったかツッコまれても私は答えられないはずだ。つまり、実際はあまり考えないで言っていることが多い。ちゃんと検討しているときは相手から止められるまで得意げに一つ一つ説明し続ける。私はそんな男。
「人として~」 実際のところ、あまり人間であることに対するこだわりはない。つまり「私自身は守る気がないルール、マナーを他人に押しつけたいとき」に使うことが多い。
「国益」「国民の利益」 これらのことをまじめに考えている人もいるだろうが、こと自分からこの言葉が出たときはたいていロクなことを考えていない。そもそも国益と言ったときに、その国が日本であることを保証していない。『パルパタイン朝第一銀河帝国』とか、架空の国の国益を代表しての主張である。もちろん他の国民一人一人と意見の調整を行った結果を述べてはおらず、勝手に代表になったつもりでいるのである。
「正義」 あるアニメ作品のヒロインを指して言っている。そういう意味では、実体こそないが具体的なもの、と言えなくもない。
相手の反論を封じ込めるための言葉、相手に考えさせないための言葉が自分にとってのNGワードのようだ。他の人のNGワードもちょっと聞いてみたくなった。